2014年08月31日
疑問の多い白いエビ 突然変異??
87式定型文≪≪≪ とりあえず、「ネット情報はみんなでやれば怖くない?」とお思いの方はこちら→ネット情報の落とし穴一覧
ちなみに当ブログは常連のお客様や、本やネット情報で何度も失敗されて、やめようか迷っているお客様への情報発信です。
うまく行ってる人はそのまんまでいいと思いますよ。飼う人、買う人が居なくなったら、 ブリーダーやる意味 無いですもんね。
そういえば、“うんちく”が嫌いな方はこちら→小学5年生以上ならできるレッドビーシュリンプ繁殖レシピ!←非常にシンプルですが、10数年以上の繁殖実績の立ち上げ方です。 過去大勢の方達の実験の繰り返しのお蔭でやっとできた 繁殖レシピ! です(ネット情報は一切無視!!) ≫≫≫定型文終わり
![レッドビーシュリンプ 店内水槽 レッドビーシュリンプ 店内水槽](//img01.i-ra.jp/usr/w/i/n/windmill87/05.jpg)
昨日の続きです。
『白いエビ』と交配してなくても、『白いエビ』は産まれるのか?
と聞かれる事も多いですが、『透明なエビの血筋』と交配してなくても、と置き換えた場合でも、はい、産まれます。
選別交配を繰り返して、赤色の表現が無くなっただけですからモスラや丹頂の親同士から産まれる可能性があります。
『白いエビ』は≪突然変異≫って本当??
と聞かれる事も多いですが、その辺りは生物学者さんにまかせた方がいいと思います。
趣味レベルで語る部分ではない様に感じます。遺伝子とかを調べないと結果はわかりませんからね。
でも、≪突然変異≫というのは、産まれてきた子供が親と似ても似つかないのが常識と思ってましたが、モスラの丹頂と『白いエビ』はそっくりに見えますよ。
ディスカスでいえばスネークスキンやピジョンですね。
『白いエビ』が産まれなければ『白いエビ』の血は入っていないのか?
と聞かれる事も多いですが、昔の経験上では『白いエビ』の血の入ったバンド柄同士からは『白いエビ』は産まれませんでした。
ですから、私が思うには、『白いエビ』というのは柄の一つと考える方が自然な流れと思います。
バンド→タイガー→Vバンド→日の丸→進入禁止→モスラ→丹頂→『白いエビ』という順番です。
![レッドビーシュリンプ 店内水槽 レッドビーシュリンプ 店内水槽](//img01.i-ra.jp/usr/w/i/n/windmill87/0_4.jpg)
では、どうして『白いエビ』が産まれるという事は『白いエビ』の血が入っているに違いない。
という噂が広がってしまったのでしょうか?
この「噂」は当時は「正しい情報」です。
当時は『透明なエビの血筋』と交配していないレッドビーシュリンプの事を『純血』と呼んでいました。
『純血』というには、正しい表現ではありませんが、透明遺伝の血筋と区別する為の呼び名です。
この『純血』なるレッドビーシュリンプの柄は当時は日の丸柄でも市場には少なく、まだ高値で取引されている時代でした。
今の様に簡単には手に入らない状況でした。しかも、モスラという柄は先駆けのブリーダーさん達でさえいるかどうかの状況です。
もっている方は「いもむし」と呼んでる方もいました。
そんな状況では『白いエビ』がそこらじゅうでポンポン産まれるなんてありえませんよね。
それに比べて、『透明なエビ』と当時の日の丸から産まれた透明遺伝の『白いエビ』を種親にして、日の丸と掛け合わせると産まれてくる仔は日の丸、モスラ、『白いエビ』などですから、その当時は透明遺伝の『白いエビ』の血を入れるとグレードが上がるエビだと、重宝がられました。しかも、繁殖力は旺盛でモスラも大量に生産されるようになりました。
しかし、この透明遺伝の『白いエビ』の血を入れてブリードを続け、暫くすると柄は進行しやすくなったけど、赤色と白色が薄い個体が多くなってきました。色が薄くなってくると水槽内でも見栄えが悪く人気も下がり傾向になった頃、『白いエビ』の血が入っていない柄より色の『純血』を謳うブリーダーが少数ながら現れ、足まで赤く、赤色と白色がくっきりしたレッドビーシュリンプが人気になりました。ビッダーズオークションでも高値で取引されるようになると、急激に「白エビの血は入っていません」と書いてオークションに出品する人も増えました。しかし、残念ながら正直者ばかりではありません。「白エビの血は入っていません」と書くと価格も上昇するから、嘘をついて出品する人も増えました。
その『嘘と本当』を見抜く手段として、
『白いエビ』が産まれるという事は『白いエビ』の血が入っているハズだ。(本当は透明なエビの血)
という言葉が出来上がったと思われます。
ですから、当時は「正しい情報」です。
当時の『純血』にはモスラがほとんどいなかった為、『白いエビ』は産まれようがなかったんですね。
しかし、時がたてば『純血』でも柄はゆっくりでも進行しますから、綺麗な色のモスラも市場に出回るようになり、『白いエビ』が産まれても何も不思議ではありませんね。それを突然変異というのはちょっと辛いです。
これもネット情報マジックの一種で、本当の言葉も「中身」が無いまま伝達すると、嘘の言葉になってしまいます。
ですが、やっぱりエビも魚も綺麗なものは人気がありますね。
誰かの言葉よりも、 ご自身の眼 を信じましょう。
レッドビーシュリンプ飼育用品のYahoo!ショッピングやレッドビーシュリンプのヤフオク!もご覧ください。
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昨日の続きです。
『白いエビ』と交配してなくても、『白いエビ』は産まれるのか?
と聞かれる事も多いですが、『透明なエビの血筋』と交配してなくても、と置き換えた場合でも、はい、産まれます。
選別交配を繰り返して、赤色の表現が無くなっただけですからモスラや丹頂の親同士から産まれる可能性があります。
『白いエビ』は≪突然変異≫って本当??
と聞かれる事も多いですが、その辺りは生物学者さんにまかせた方がいいと思います。
趣味レベルで語る部分ではない様に感じます。遺伝子とかを調べないと結果はわかりませんからね。
でも、≪突然変異≫というのは、産まれてきた子供が親と似ても似つかないのが常識と思ってましたが、モスラの丹頂と『白いエビ』はそっくりに見えますよ。
ディスカスでいえばスネークスキンやピジョンですね。
『白いエビ』が産まれなければ『白いエビ』の血は入っていないのか?
と聞かれる事も多いですが、昔の経験上では『白いエビ』の血の入ったバンド柄同士からは『白いエビ』は産まれませんでした。
ですから、私が思うには、『白いエビ』というのは柄の一つと考える方が自然な流れと思います。
バンド→タイガー→Vバンド→日の丸→進入禁止→モスラ→丹頂→『白いエビ』という順番です。
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では、どうして『白いエビ』が産まれるという事は『白いエビ』の血が入っているに違いない。
という噂が広がってしまったのでしょうか?
この「噂」は当時は「正しい情報」です。
当時は『透明なエビの血筋』と交配していないレッドビーシュリンプの事を『純血』と呼んでいました。
『純血』というには、正しい表現ではありませんが、透明遺伝の血筋と区別する為の呼び名です。
この『純血』なるレッドビーシュリンプの柄は当時は日の丸柄でも市場には少なく、まだ高値で取引されている時代でした。
今の様に簡単には手に入らない状況でした。しかも、モスラという柄は先駆けのブリーダーさん達でさえいるかどうかの状況です。
もっている方は「いもむし」と呼んでる方もいました。
そんな状況では『白いエビ』がそこらじゅうでポンポン産まれるなんてありえませんよね。
それに比べて、『透明なエビ』と当時の日の丸から産まれた透明遺伝の『白いエビ』を種親にして、日の丸と掛け合わせると産まれてくる仔は日の丸、モスラ、『白いエビ』などですから、その当時は透明遺伝の『白いエビ』の血を入れるとグレードが上がるエビだと、重宝がられました。しかも、繁殖力は旺盛でモスラも大量に生産されるようになりました。
しかし、この透明遺伝の『白いエビ』の血を入れてブリードを続け、暫くすると柄は進行しやすくなったけど、赤色と白色が薄い個体が多くなってきました。色が薄くなってくると水槽内でも見栄えが悪く人気も下がり傾向になった頃、『白いエビ』の血が入っていない柄より色の『純血』を謳うブリーダーが少数ながら現れ、足まで赤く、赤色と白色がくっきりしたレッドビーシュリンプが人気になりました。ビッダーズオークションでも高値で取引されるようになると、急激に「白エビの血は入っていません」と書いてオークションに出品する人も増えました。しかし、残念ながら正直者ばかりではありません。「白エビの血は入っていません」と書くと価格も上昇するから、嘘をついて出品する人も増えました。
その『嘘と本当』を見抜く手段として、
『白いエビ』が産まれるという事は『白いエビ』の血が入っているハズだ。(本当は透明なエビの血)
という言葉が出来上がったと思われます。
ですから、当時は「正しい情報」です。
当時の『純血』にはモスラがほとんどいなかった為、『白いエビ』は産まれようがなかったんですね。
しかし、時がたてば『純血』でも柄はゆっくりでも進行しますから、綺麗な色のモスラも市場に出回るようになり、『白いエビ』が産まれても何も不思議ではありませんね。それを突然変異というのはちょっと辛いです。
これもネット情報マジックの一種で、本当の言葉も「中身」が無いまま伝達すると、嘘の言葉になってしまいます。
ですが、やっぱりエビも魚も綺麗なものは人気がありますね。
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