水換え？足し水？ ４話 ジレンマと衝撃？映像

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フィルターはなるべく洗わず、とにかく水換えという方法。

水はあまり換えずフィルターをほどほど掃除するという方法。

この２つの方法が昔からの一般的な水槽管理の方法です。

・・・・・というのが前回の「水換え？足し水？ ３話」までのお話でした。

もちろん、この中間的なメンテナンス方法が無数にあるのは言うまでもありません。これらは両極端な２つの例ですね。




私自身、１５年位前までは、『水換えこそ正義』と思っていました。ひたすら水を換え、たまにフィルターを軽く洗う。この換える水の量やペース(週一など)と微妙な濾材の洗い方がシロウトとベテランの違いと恥ずかしながら勝手に勘違いしていました。

水換えをすると、水槽もなんとなくスッキリして、いい汗かいたといいましょうか、水槽内の生き物に対していい事したという満足感が味わえます。
ところが、魚や水草の種類によっては水を換えることによって調子を崩す場合もあります。硝酸塩の値を考えると水を換えたい、でも換えると具合が悪くなる。
というジレンマを経験された方も少なくないと思います。
当時はクリスタルレッドビーシュリンプでした。水道水の水質がイマイチな当店では、当然ながら水を換えない方が調子がよく、仕方なく換えるときは、新しい水を水槽に入れる時、点滴の要領でかなりの時間を掛けてポタポタ足したりしましたが、それでも暫らくの期間は調子を崩したと記憶します。
（自分で書いているくせに、このままの流れですと脱窒や硫化水素、酸化還元電位などの話になってしまいます。が、本筋からかなりズレてしまいますので詳しくは別の機会に）

そこで、結論というよりも結果を見て下さい。
店では、初めてM87ソイル等を試そうとしているお客さんに見てもらっているのですが、過去に失敗されたお客さんは「おーっすげー」と驚かれるので調子こいて最近は頻繁にやってます。



上の動画の水槽は平成２３年４月２１日に北山の湧き水で立ち上げました。
M８７バクテリアは２か月半に一回のペースで投入していますが、現在まで３年間、水換え無しの足し水だけです。
いつもM８７シリーズをご利用のお客様が見ても「当たり前じゃん」という感想でしょうが

丸い形のソイルしか使った事がない方は、信じられます？３か月か６ヶ月で底は粘土状でウールは真っ黒になってませんか？
底面フィルター上のM87ソイル、M87バクテリア、M87シュリンプフード、M87ミネラルのどれが欠けても成り立ちません。
絶妙なコンビネーションの成せる技です。人は何もしてませんが・・・・・　　　もう一息　　次回につづく

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