勘違いの TDSメーター 目的違い

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昨日の続きです。

『TDSメーター』　は「不純物」を測っているけど「汚れ」とは言えません。

もし「汚れ」だとしたら、海の水はメチャクチャ汚れている事になりますよ。

測ってみればわかりますけど・・・

そもそも、他業種で「不純物」の測定が必要な産業がたくさんあります。

製紙会社のボイラーや自動車やプラッターのバッテリー補充様の純水、各種工業的に使う洗浄様の純水、薬局の精製水など。



これらの『純水』は地下水や水道水から、RO浄水器やイオン交換樹脂を使って作られます。
（純水は電気を通しにくいので数値は限りなく０に近くなります。超純水は別格）

でも、無限に作れる訳ではありません。（蒸留水は別かも）

RO浄水器のメンブレンも交換時期があります。

イオン交換樹脂も吸着しきれなくなるので交換（再生）時期があります。



この交換時期や再生時期を見極める為に「不純物」の測定が必要になります。

もちろんアクアリウム用品のような簡易テスターではないと思います。

「純水」を作ろうとしているのに「不純水」では困るので、地下水や水道水にもともと含まれているカルシウム、マグネシウム、その他ミネラル、微量元素の事をまとめて「不純物」と誰かが名付けてしまったと思われます。

「純水」を作る立場からは「不純物」かも知れませんが、このミネラル類（バランスは別として）は生物にとって必要不可欠です。

という事で『TDSメーター』は「不純物」を測定しますが「汚れ」とは言えません。

とは言えません。と書いたのは水槽の場合は「汚れ」も含まれるからです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続きはまた今度


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