2014年06月07日
コケのメカニズム 水流2
2014/05/10
2014/06/07
をご理解いただいてからの、枝分かれのお話になります。
本筋として、いろんな人が「水流のあたるところにコケが付く」と当たり前の様に語っていますが、
これって凄く不思議な事じゃありませんか?
という内容の続きと思います。
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ツルツルしたガラス面で水流が強い場所では、普通は流されると“ 想像で考える事 ”ができます。
ところが、水槽内に限っては、水流というのは、フィルターの吹き出し口からの流れです。
フィルターで育ったバクテリアはやがて死骸になり、ヘドロになったり、フィルターから旅立ったりします。
フィルターから旅立つと、すぐそこには、水槽のガラスが待ち受けています。
そこで ベチャッ となり、
やがて、ツルツルだったガラス面はベタベタ(ぬめり)になる為、コケの胞子は着床に成功します。
水中成分の珪酸(シリカ)が多ければ茶ゴケ(珪藻)が繁茂してしまいます。
(富士市の多くの水道水は珪酸値が高いので水換えをすると、栄養が補給されて、もっと繁茂します。)
その後、見苦しくなり、コケの掃除をすると、サッと取れてしまいます。
それは、コケとガラスの間に “つなぎ役” として、ぬめりになったバクテリアの死骸があるからです。
市販のバクテリア製品を使った後に、コケやぬめりや油膜が増えたら、
そのバクテリア製品は 既に死んでいるバクテリア かも知れませんよ。
または、ちゃんと生きているバクテリア製品の場合でも 具合の悪いろ過機 を使っていると、
同じ様な結果になりますよ。ろ過機、ろ過材、バクテリアの相性が悪くても同様です。
もちろん“ 環境に恵まれている 選ばれた人 ”以外の一般の人々の場合です。
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