2014年05月14日
水換え?足し水? 6話 旧アマゾニア
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からの続きです。
補足)ブルカミア までのお話と思いますが、ブルカミアシリーズを使う時は、足し水飼育になります。
その足し水の水もKH(炭酸塩硬度)が低い水、できる限りKH0の水を使うのが無難です。水換えもしない方が賢明です。ブルカミアの特徴であるPH安定作用を邪魔するからです。
(富士市の多くの地域の水道水はそのままでは使えません。ブルカミアの機能だけでは間に合いません)
今日は水草レイアウト水槽、ネイチャーアクアリウムの為の巨大水草育成ソイル、栄養系の代名詞、
唯一無二のアマゾニアのお話になります。・・・・日本語がおかしい?唯一無二の栄養 系?
タイトルに旧アマゾニアとありますが、アマゾニアⅡが発売される前の物ではなく、2003年以前のアマゾニアの事です。(20年位前の発売当初のアマゾニアも無視しています。)
「シュリンプを殖やすならアマゾニア」と言われていた頃、私には気がかりな事がありました。
アマゾニアはソイルです。ソイルは土を焼き固めたものです。焼くという事は酸化した事になりますよね?
中学生の時、理科の小山先生に「焼くと、焼いた物に空気中の酸素がくっ付くから酸化」といった様な事を習った覚えがあります。
(わたくし、高校の理科は物理を選びましたので、生物、化学は中学までです、後は独学ですので違ってたらスミマセン)
しかし、アマゾニアで立ち上げると、後日、アンモニアが検出されます。
アンモニアが酸化されて亜硝酸、亜硝酸が酸化されて硝酸塩。
焼いて酸化したソイルから、酸化前のアンモニアが出てくるってどういう事でしょう。
しかも、立ち上げ直後ではなく後日(2週間後など)。半焼けでアンモニアの成分が残っているなら直後のはずです。
ADAは「自然の土で、採掘する場所が毎回違うから」と言いますが、もしそうなら
物凄い不思議ソイルってことですね。気づいている方もたくさんいると思いますが・・・
メーカーの視線が怖いので、、、突っ込みはこの辺で。
もともと水草専用ソイルですので、水草レイアウトを楽しんでいた方々が、当時のクリスタルレッドビーシュリンプを飼っていたら、たくさん殖えたのが始まりです。
それで水草はというと、不思議と物凄く巨大化するんです。何が不思議って自然採集の草体より、1.5倍~2倍以上になりますから。
巨大かぼちゃコンテストみたいですね。
そんな不思議なソイル、アマゾニアと同系のソイルってありましたっけ?栄養 系?
その辺はどーでもいーとして、使い方はいろんなアイデアがありました。
オーソドックスなのはセット後何回も水を換え、亜硝酸が収まったところでエビ投入、その後は足し水、それもなるべく蒸発しない様に工夫して。
先にアマゾニアを洗ってから使う人や、ユニークなのは、アマゾニアを鍋で煮込んでから使う人もいました。
でも、共通なのは濾過能力は通常の2~3倍にして足し水飼育でした。
ところが、アマゾニアという同じ名前でも袋ごとにタイプが違っていました。
これは当店と常連のお客さん達との集計結果ですが、
白濁、透明、クリアブラウン、濁りブラウン、クリアグリーン、濁りグリーンなどなど、同じロット(同じ箱に入って入荷した物。9ℓ は3個入り)でも全部違うなんて事は当たり前でした。
で、クリアブラウンは妥協できる範囲、クリアグリーンは最高!その他は残念ながら即リセット。
同じ原水で同時に立ち上げても、PH、GH、NO3 などの水質もバラバラでした。
使えるクリアブラウンとクリアグリーンを引き当てる確率は、ノーマルで1/3、パウダーで2/3でした。
当時は自分の勘と運を信じてリセット覚悟で水槽を立ち上げていました。
そこまでしてでも、あたりを引けばすごーく殖えたんです。ギャンブル感覚に近いのかもしれません。
この当時は足し水飼育で、仕方なく水を換える場合(エビを販売した後など)は半日かけて点滴で水を入れました。
これは、PH、GHなど、水質の変化に「レッドビーシュリンプは敏感だから」と思っている方が多いのですが、それよりも、アマゾニアから
おさまったはずのアンモニアが出てくるからです。というより、常に微量づつ排出しています。
それを2~3倍の濾過能力で強引に抑え込んでいました。
この、常に微量づつ排出 というのがみそですが、この次に 続きます。
レッドビーシュリンプ飼育用品のYahoo!ショッピングやレッドビーシュリンプのヤフオク!もご覧ください。
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2014/05/09
補足)ブルカミア までのお話と思いますが、ブルカミアシリーズを使う時は、足し水飼育になります。
その足し水の水もKH(炭酸塩硬度)が低い水、できる限りKH0の水を使うのが無難です。水換えもしない方が賢明です。ブルカミアの特徴であるPH安定作用を邪魔するからです。
(富士市の多くの地域の水道水はそのままでは使えません。ブルカミアの機能だけでは間に合いません)
今日は水草レイアウト水槽、ネイチャーアクアリウムの為の巨大水草育成ソイル、栄養系の代名詞、
唯一無二のアマゾニアのお話になります。・・・・日本語がおかしい?唯一無二の栄養 系?
タイトルに旧アマゾニアとありますが、アマゾニアⅡが発売される前の物ではなく、2003年以前のアマゾニアの事です。(20年位前の発売当初のアマゾニアも無視しています。)
「シュリンプを殖やすならアマゾニア」と言われていた頃、私には気がかりな事がありました。
アマゾニアはソイルです。ソイルは土を焼き固めたものです。焼くという事は酸化した事になりますよね?
中学生の時、理科の小山先生に「焼くと、焼いた物に空気中の酸素がくっ付くから酸化」といった様な事を習った覚えがあります。
(わたくし、高校の理科は物理を選びましたので、生物、化学は中学までです、後は独学ですので違ってたらスミマセン)
しかし、アマゾニアで立ち上げると、後日、アンモニアが検出されます。
アンモニアが酸化されて亜硝酸、亜硝酸が酸化されて硝酸塩。
焼いて酸化したソイルから、酸化前のアンモニアが出てくるってどういう事でしょう。
しかも、立ち上げ直後ではなく後日(2週間後など)。半焼けでアンモニアの成分が残っているなら直後のはずです。
ADAは「自然の土で、採掘する場所が毎回違うから」と言いますが、もしそうなら
物凄い不思議ソイルってことですね。気づいている方もたくさんいると思いますが・・・
メーカーの視線が怖いので、、、突っ込みはこの辺で。
もともと水草専用ソイルですので、水草レイアウトを楽しんでいた方々が、当時のクリスタルレッドビーシュリンプを飼っていたら、たくさん殖えたのが始まりです。
それで水草はというと、不思議と物凄く巨大化するんです。何が不思議って自然採集の草体より、1.5倍~2倍以上になりますから。
巨大かぼちゃコンテストみたいですね。
そんな不思議なソイル、アマゾニアと同系のソイルってありましたっけ?栄養 系?
その辺はどーでもいーとして、使い方はいろんなアイデアがありました。
オーソドックスなのはセット後何回も水を換え、亜硝酸が収まったところでエビ投入、その後は足し水、それもなるべく蒸発しない様に工夫して。
先にアマゾニアを洗ってから使う人や、ユニークなのは、アマゾニアを鍋で煮込んでから使う人もいました。
でも、共通なのは濾過能力は通常の2~3倍にして足し水飼育でした。
ところが、アマゾニアという同じ名前でも袋ごとにタイプが違っていました。
これは当店と常連のお客さん達との集計結果ですが、
白濁、透明、クリアブラウン、濁りブラウン、クリアグリーン、濁りグリーンなどなど、同じロット(同じ箱に入って入荷した物。9ℓ は3個入り)でも全部違うなんて事は当たり前でした。
で、クリアブラウンは妥協できる範囲、クリアグリーンは最高!その他は残念ながら即リセット。
同じ原水で同時に立ち上げても、PH、GH、NO3 などの水質もバラバラでした。
使えるクリアブラウンとクリアグリーンを引き当てる確率は、ノーマルで1/3、パウダーで2/3でした。
当時は自分の勘と運を信じてリセット覚悟で水槽を立ち上げていました。
そこまでしてでも、あたりを引けばすごーく殖えたんです。ギャンブル感覚に近いのかもしれません。
この当時は足し水飼育で、仕方なく水を換える場合(エビを販売した後など)は半日かけて点滴で水を入れました。
これは、PH、GHなど、水質の変化に「レッドビーシュリンプは敏感だから」と思っている方が多いのですが、それよりも、アマゾニアから
おさまったはずのアンモニアが出てくるからです。というより、常に微量づつ排出しています。
それを2~3倍の濾過能力で強引に抑え込んでいました。
この、常に微量づつ排出 というのがみそですが、この次に 続きます。
レッドビーシュリンプ飼育用品のYahoo!ショッピングやレッドビーシュリンプのヤフオク!もご覧ください。
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