2014年05月23日
水換え?足し水? 7話 旧アマゾニアと『腕』
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前回の 「アマゾニアからアンモニアが微量づつ出てくるのがみそ」 からの続きです。
では、アマゾニアの何がアンモニアになるのか、と言えば栄養でしょうが、
平たく言うと植物育成用の肥料成分と言えます。
その肥料成分の中の有機態窒素(タンパク質、アミノ酸)が酸化されてアンモニアに変化すると想像できます。
陸上の植物でしたら、3大栄養素の一つですが、水草にとって必要量は極微量です。
(水槽内は水はけが悪い為)←意味、わかりますかね~
ですので、アマゾニアを敷いた水槽は硝酸塩が大量に増え続けます。
ですから、濾過能力を強力にする為、通常の2倍~3倍の容量か、2台~3台の外部フィルターを使い、ろ過材の数で硝化と脱窒を頑張ります。実際に頑張るのはバクテリアですが、水槽に投資するお金を頑張るのは人々です。
※アロワナやディスカスに比べ、餌の量(水が汚れる原因)が圧倒的に少ないレッドビーシュリンプをはじめシュリンプの飼育で、
どうして濾過能力がそんなに必要なのか疑問に思うお客さんも過去にいましたが、アマゾニアのおかげだったんです。
しかし、そのおかげでアンモニアを餌とするバクテリアにとっては「くいっぱぐれ」の無い水槽ですから、殖えまくります。
バクテリアが殖えれば微生物も殖えて稚エビの餌になるので生存率も良くなります。
さらにアマゾニアの肥料成分がシュリンプのタンパク源にもなりますから、水草や濾過のバランスが整った時はまさしく「爆裂繁殖」モードに突入といった感じでした。
ところが、誰でもこの様になる訳ではなく、本人も気づかずに都合の良いバクテリアが部屋にいる、
運?のいい人だけが「爆殖ブリーダー」になれます。環境がいい場所に住んでいる人という事ですね。
初期のレッドビーシュリンプのネットオークションであるビッダーズオークション時代は出品者の都道府県(地域、場所)が日本全国あれど、数カ所にほぼ確定していました。
ポッと出や一年間ブリーダーではなく、長期に渡り安定的に出品されていたブリーダーさんの事です。
ですから、運?のいい「爆殖ブリーダー」さんに時間とお金を掛けて信頼関係を築きあげ、
「すべてを教わったのに失敗した」という経験のある方も多いと思います。私もその一人です。
失敗経験の少ない、もしくは失敗した事が無い「爆殖ブリーダー」さん達は繁殖できない人に
飼育方法を本気で教える事は限りなく不可能に近いのは、当たり前ですよね。(ご近所さんなら別ですが)
しかも、「爆殖ブリーダー」さん本人も他県どころか、近隣の市町村に引っ越しをされただけで
繁殖できない人に変身してしまう事もあります。今思えば、当然の事ではありますが・・・・
そこらへんを理解して情報を読まないと、得るものは何も無く、お金ばかりが掛かってしまいます。
しかも相手はレッドビーシュリンプという生き物ですから、可哀想になってやめてしまう人も少なくありません。
かなり本題からズレましたが、その様な訳で「アマゾニアからアンモニアが微量づつ出てくるのがみそ」ですから、
この場合は足し水です。
水源にもよりますが、水を換えると微量が大量になるので困ります。この理由は土の保肥性によるところだと思います。
レッドビーシュリンプが大繁殖し、大量に販売や移動の為に間引いたりすると、当然その水槽の水は大量に減ります。
だから水を足すのですが、この場合は足し水と言うより、大量水換えと言う方が正確な表現ですね。
その後、調子を崩して、抱卵しなくなったり、星になる数が増えたりと苦労が絶えません。
水槽をたくさん持っている熟練のブリーダーさんになると、飼育水を足した方がいい事を野生の勘で
知っているから、他の水槽から少しづつ水を持って来て、たくさんの水槽に少量づつの新水を普段の足し水の様に足していました。
このようにアマゾニア使いはどこまで行っても苦労が絶えませんでした。
ですが、アマゾニアを使いこなすのが「腕」といわれる部分でお金で買えない「ステータス」だったのかも知れません。
それだけレッドビーシュリンプやアクアリウムが好きという事ですから、趣味人として最強クラスで間違い無いでしょう。
選別眼も確かな方ばかりだったと記憶します。
ここまでは、良かった時の旧アマゾニア時代のお話です。
その後、理由は解りませんがアマゾニアに変化が起こります。
旧アマゾニアを使いこなす「腕」のあった方ほど、変化したアマゾニアでは繁殖どころか、生かす事も出来なくなりました。
旧アマゾニアがないと、レッドビーシュリンプの飼育繁殖ができなくなってやめていった方々も大勢います。さびしい事です。
つづきは、低迷期のアマゾニア、アマゾニアⅡ、newアマゾニアまでいけるかな?
レッドビーシュリンプ飼育用品のYahoo!ショッピングやレッドビーシュリンプのヤフオク!もご覧ください。
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では、アマゾニアの何がアンモニアになるのか、と言えば栄養でしょうが、
平たく言うと植物育成用の肥料成分と言えます。
その肥料成分の中の有機態窒素(タンパク質、アミノ酸)が酸化されてアンモニアに変化すると想像できます。
陸上の植物でしたら、3大栄養素の一つですが、水草にとって必要量は極微量です。
(水槽内は水はけが悪い為)←意味、わかりますかね~
ですので、アマゾニアを敷いた水槽は硝酸塩が大量に増え続けます。
ですから、濾過能力を強力にする為、通常の2倍~3倍の容量か、2台~3台の外部フィルターを使い、ろ過材の数で硝化と脱窒を頑張ります。実際に頑張るのはバクテリアですが、水槽に投資するお金を頑張るのは人々です。
※アロワナやディスカスに比べ、餌の量(水が汚れる原因)が圧倒的に少ないレッドビーシュリンプをはじめシュリンプの飼育で、
どうして濾過能力がそんなに必要なのか疑問に思うお客さんも過去にいましたが、アマゾニアのおかげだったんです。
しかし、そのおかげでアンモニアを餌とするバクテリアにとっては「くいっぱぐれ」の無い水槽ですから、殖えまくります。
バクテリアが殖えれば微生物も殖えて稚エビの餌になるので生存率も良くなります。
さらにアマゾニアの肥料成分がシュリンプのタンパク源にもなりますから、水草や濾過のバランスが整った時はまさしく「爆裂繁殖」モードに突入といった感じでした。
ところが、誰でもこの様になる訳ではなく、本人も気づかずに都合の良いバクテリアが部屋にいる、
運?のいい人だけが「爆殖ブリーダー」になれます。環境がいい場所に住んでいる人という事ですね。
初期のレッドビーシュリンプのネットオークションであるビッダーズオークション時代は出品者の都道府県(地域、場所)が日本全国あれど、数カ所にほぼ確定していました。
ポッと出や一年間ブリーダーではなく、長期に渡り安定的に出品されていたブリーダーさんの事です。
ですから、運?のいい「爆殖ブリーダー」さんに時間とお金を掛けて信頼関係を築きあげ、
「すべてを教わったのに失敗した」という経験のある方も多いと思います。私もその一人です。
失敗経験の少ない、もしくは失敗した事が無い「爆殖ブリーダー」さん達は繁殖できない人に
飼育方法を本気で教える事は限りなく不可能に近いのは、当たり前ですよね。(ご近所さんなら別ですが)
しかも、「爆殖ブリーダー」さん本人も他県どころか、近隣の市町村に引っ越しをされただけで
繁殖できない人に変身してしまう事もあります。今思えば、当然の事ではありますが・・・・
そこらへんを理解して情報を読まないと、得るものは何も無く、お金ばかりが掛かってしまいます。
しかも相手はレッドビーシュリンプという生き物ですから、可哀想になってやめてしまう人も少なくありません。
かなり本題からズレましたが、その様な訳で「アマゾニアからアンモニアが微量づつ出てくるのがみそ」ですから、
この場合は足し水です。
水源にもよりますが、水を換えると微量が大量になるので困ります。この理由は土の保肥性によるところだと思います。
レッドビーシュリンプが大繁殖し、大量に販売や移動の為に間引いたりすると、当然その水槽の水は大量に減ります。
だから水を足すのですが、この場合は足し水と言うより、大量水換えと言う方が正確な表現ですね。
その後、調子を崩して、抱卵しなくなったり、星になる数が増えたりと苦労が絶えません。
水槽をたくさん持っている熟練のブリーダーさんになると、飼育水を足した方がいい事を野生の勘で
知っているから、他の水槽から少しづつ水を持って来て、たくさんの水槽に少量づつの新水を普段の足し水の様に足していました。
このようにアマゾニア使いはどこまで行っても苦労が絶えませんでした。
ですが、アマゾニアを使いこなすのが「腕」といわれる部分でお金で買えない「ステータス」だったのかも知れません。
それだけレッドビーシュリンプやアクアリウムが好きという事ですから、趣味人として最強クラスで間違い無いでしょう。
選別眼も確かな方ばかりだったと記憶します。
ここまでは、良かった時の旧アマゾニア時代のお話です。
その後、理由は解りませんがアマゾニアに変化が起こります。
旧アマゾニアを使いこなす「腕」のあった方ほど、変化したアマゾニアでは繁殖どころか、生かす事も出来なくなりました。
旧アマゾニアがないと、レッドビーシュリンプの飼育繁殖ができなくなってやめていった方々も大勢います。さびしい事です。
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